└共働き婚の実態

IBJ会員のアンケートによると、理想とする育児分担について【5割ずつ】と回答しているのは男性64.0％、女性46.0％。男性も半数以上が夫婦で協力し合って育児をこなしていきたいと考えています。出産後の育児休暇問題、保育園に入園するための保活、子供の急な体調不良、小学一年生の壁・・・などなど、夫婦でコミュニケーションを取りながら越えなければならないことは沢山あります。ただ、互いの職種や職場環境、勤務地や勤務形態によって現実的に分担出来ることと出来ないことがあります。この場合、負担をキレイに半分こすることは不可能です。そのすり合わせを、結婚前の交際中からしていただく必要があります。

例えば女性➡料理、男性➡洗濯というような役割分担がきちんと出来ていたとします。これに安心しきっていると落とし穴が待っています。現実的に料理の方が負担が大きいからです。料理は、献立を決めて買い出しに行く作業も含まれます。分担が決まっていても、感謝の気持ちを表す＝ありがとうと伝えることは大切です。お互いやって当然のスタンスでいると、一見平等に見えても片方に不満が発生してきます。

結婚後に家事や育児で不満がたまると、結婚生活にストレスが生じてきます。多少の喧嘩はどの夫婦にもありますが、日常生活の不満を解消することは容易ではありません。そうならないためには、交際中からしっかり意見のすり合わせ＝お相手を尊重し合う作業を繰り返し行うことが大切です。結婚後に幸せな過程が築けるかどうかは、「婚活」次第です。

幸せな共働き婚は、はじめに互いに尊重し合えるパートナーと出会うことがポイントになってきます。

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